7月18日、海の日恒例の「第15回ロッテ杯こども囲碁教室団体戦」を日本棋院で開催しました。
この大会は囲碁を学ぶ子供達の更なる棋力向上と、その指導者たちの交流を願い、(株)ロッテ社の協力を得て、私が立ち上げたこども大会です。 1チーム3人の団体戦で、こども達の人気も高く、コロナで二年間お休みし、三年ぶりの開催となりました。
いつものお弁当が使えないので、午前(級位クラス)組と午後(有段・チャンピオンクラス)組に分かれて三回戦を競いました。
両方ともに順調な申し込みがありましたが、やはりコロナ禍、家族が感染した、学校で感染者が出たと、キャンセルが続いたのは残念でした。
それでも午前・午後75チーム225名の参加がありました。


 午前組には碁を初めて半年の子供もいて、その賑やかな事、「はぁーぃ!お席に着きましょう」のアナウンスも一分も持たない。
しかし、どの子も目をキラキラ輝かせて真剣でした。
「くやしかった。来年は、ゼッタイ勝ちたい」と、みんないゝ経験をしました。

 午後組は大人の大会とほぼ変わらない静かさで、中にはピリピリした空気も感じられたほど真剣な雰囲気でした。
びっくりする程小さな戦士から、制服姿も凛々しい高校生まで、みんな真剣でした。星の潰しあいになったチャンピオン戦を制したのは、千葉から参加した山下塾の精鋭たち。
主将の高橋大地君(高1)は「久しぶりに参加したが、小さい子が多く、皆強かった」
副将の尾身恵二郎君(高2)は「小さくて強い子が多く、びつくりした」
三将の平賀 譲君(小5)は「三勝出来て嬉しかった」と其々喜びを語った。

 この大会は、全勝チームに賞状と、選手一人一人に、ロッテ杯と副賞が贈られる。
また個人全勝賞も設けられている。
参加者全員には、(株)ロッテ社のお菓子の詰め合わせ袋が贈られ、みんな、また来年の再会を約束して散会した。。

各クラスの成績は以下の通り。

全勝チーム
チャンピオンクラス・山下塾A 高橋大地 尾身恵二郎 平賀 譲
有段クラス・みなと囲碁将棋クラブA 川上崇介 薮内飛鳥 薮内詩奈
      緑星学園尾山台教室B 甲斐恒成 河村慧太 平野鉄二郎
      緑星学園尾山台教室D 河内奏稲 一本松 洸太 福本千織
上級クラス・みなと囲碁将棋クラブB 山口 響 廣野小巻 桶 颯真
      初台KASAGOこども囲碁教室A 藤森玉隆 松井佐矢 久保内梓
中級クラス・西部こども囲碁教室B 笹川皓生 藤城 亘 羅 宇軒
      堀江囲碁教室 山口鴻陽 福原琉矢 山口琉璃
初級クラス・吉祥寺囲碁クラブ秀哉A 荒川 寿 湯野川忠謙 松本桃佳
      初台KASAGO囲碁教室F 中谷行杜 澤入洸侑里 中谷竹甫


理事 川村麻紗子