ランキング日記(5)徳島県
思いつくままに書いていくと順不同になるが、記憶記録がしっかりしたものから順に書くことになってしまうが御海容を。10月16日。10時。神田北口で待つ。徳島県県連会長の高木純一郎氏からの。氏を待たせる訳には行かない。9時半に行ってみたら氏は駅構内で新聞を読んでいた。「お待たせしてすみません」「いや飛行機のつごうで」と言ったやり取り。氏の上京目的は法務省での「刑務所での囲碁指導者」の集まりがあるからであった。この方、「囲碁を小・中学校の正課に」の署名運動には格段の協力を頂いた方だ。刑務所で思い出した。私も刑務所で皆碁をやるようになったら、犯罪も減るのではと考え誰でも知ってる「網走刑務所」に署名運動の協力を願い出たことがあった。「公的な組織だから、民間の運動には」というお決まり文句であえなく挫折したが。官公庁は皆その伝で断られ続けた。只一カ所。「良いものは良い」と周囲の反対を断固押し切って「役所として賛同」してくれたのが、東京都中央区長矢田美英氏であった。私は涙が出るほどうれしかった。こんな寄り道をしているとなかなか「ランキング」に行きつかない。(続)内久根