こころ未来高等学校
長崎県にあるに岩永学園グループの一つに「こころ未来高等学校」と言うのがある。かって本欄に「さくら国際高校」のことを書いたことがあるがそれと同種の学校だ。そこへ「エブレーコ」を引っ下げ飛び込みをしてみた。たまたま7月のランキング大会の挨拶でこのことを話したのだが、「長い早くやめろ」と。早く対局をはじめないとと言う運営関係者の気持ちはわからないわけではない。エブレーコよりランキングという訳だ。心ならずも挨拶を「やめましょう」と途中で打ち切った。皆さんをイライラさせた反省と、一方私としては、自分史最大の屈辱的な場面でもあった。
その続きを。長くならないように簡単に。学校当局の中に非常に前向きな方がいて、全教官会議をリード(当然ながら、無関心、批判的な先生もいる)してくれ、ならば一度全碁協を訪問し話を聞こうということになった。その対応を買って出てくれたのが田浦直理事だったのだ。その話に感動した教官たちが10月から「囲碁を授業に」を決定した(井原教官談)と。そこへは優秀な若手エブレーコ「深堀嗣師」君を派遣することにしたと田浦さんからの電話報告。
この種学校はその性格上、引きこもり、不登校等問題児(表現が適切でないかも)も多い。又それが全国的に増えている。もし囲碁がこれら青少年の健全化に役立ち普及していったら、・・・全碁協の国家的貢献と言えるのでは。(内久根)