13路盤団体戦による職場で囲碁を楽しむ文化の復興
6月18日(日)にいずみ囲碁ジャパンにて13路盤推進委員会の主催による第1回職場対抗13路盤囲碁団体戦を開催します。
会社での囲碁部・囲碁サークルの活動は昭和の時代からみるとすっかり衰退しています。いざ、囲碁の団体戦を開催しても集まるのは会社のOBばかり、というのもよく見られる光景です。
今回の大会は13路盤・3人1チームということで参加のハードルを大きく下げたところに特長があります。
従来の19路盤の団体戦では大学時代に囲碁部で鍛えた即戦力、あるいは社内の囲碁部で何年もかけて育てた選手を集めねばならず、それなりの規模の会社、官公庁でなければ参加が難しかったかもしれません。13路盤・3人1チームということであれば職場に1人、熱心な囲碁ファンがいれば、同僚に声をかけて参加を目指すことも可能です。
実際、今回の大会の募集に対して、15級の女性が、有段者の男性2人を巻き込んで「囲碁サークルの社内認知度を上げるため」という目的で申し込んでこられたチームなど、これまでの囲碁大会では目にすることのなかった会社からの申込や、「3人めの選手を探しています」というお声がけが相次いでいます。
大きな囲碁部のある会社でも、通常の大会では補欠・応援団でいる方々を中心にチームを組んでいただくのも面白いかと思います。
もともと、今回の大会はとあるテレビ番組企画の実現を後押しする目的で企画されました。
最強チームを決める大会ではなく、「ライバル企業対戦」などの面白対戦を楽しむ番組企画です。
番組実現の折には、企業にとって自社PRのよき機会ともなるでしょう。
13路盤は昼休みに対局するのにも適したものであり、職場で囲碁を楽しむ文化を新たな形で復興する契機ともなる大会であると思います。お知り合いの方々へのお声がけなど、よろしくお願いいたします。
13路盤推進委員会 政光順二