陳情余話(その2)
「大臣の前では大変申し上げにくのですが」と前置きし署名運動を通じて感じた教育界の現状を率直に。教育現場にある誤解の払拭が大事。、民活という発想が必要だと(詳細の議論はもっと別の場所でゆっくりと)。
実はこのことを和楽の普及活動をしている友人のO君に話し意見を乞うてみた。氏いわく。
邦楽界では1998年既に、中学校で「和楽器教育の義務化」が行われた。それでは今大いに普及効果が上がっているかというとそれがなかなか難しいのだと。その主因は邦楽界では、流派、家元が分立していてなかなか統一歩調が取れない。ここ10年で大きな変化が出たとは残念ながら言えないと。
それに比すと「囲碁界はいいよなー」。まあ隣の家の芝生は的なところもあるが、示唆に富んでいる。
「署名しました」「陳情しました」「義務化しました」これは全く序の口。そのあとが大事だと。氏は団体的共同歩調を強調する。その点はどうか。囲碁界といえども「一致団結箱弁当」というわけにはいかない。問題点は?。それへの対応策は.?. 。 (内久根)