ランキングの未来
ランキングは、ワクワクさせる力を持っている。
先日のウィンブルドン1回戦。NHKの中継を深夜まで見た人も多いだろう。
55位の選手と大接戦の結果、5位の錦織が勝った。3時間を越える試合で
勝敗を分けたのは、たった数十秒、わずかな集中力の差。そこにランキングの
差が表れるから、見てるほうは面白くてたまらない。
ファンをひきつける、見事なシステムだ。
全碁協が今年挑戦を始めたランキング。なんとプロではなく、国内数百万の
アマ全員にランキングをつけようとしている。その先に全世界も見すえている。
これは囲碁界に限らず、目指す規模、人数からいって前代未聞。実現すれば、
ほぼ同数の国内ファンを持つテニス界の羨望を集めること、間違いない。
ランキングが、ワクワクする力を持つ3条件。
1 その世界のトップが参加していること
2 幅広いレベル、大勢が参加していること
3 いまの実力を正確にあらわしていること
7/12開催の第二回統一ランキング大会には、平岡聡氏、多賀文吾氏、片山浩之氏、
といった、僕と同世代のトップアマも参加することになった。
まず上記1の実現に向けて、着実に歩みを進めている。
まだ開催まで少し時間がある。今回は特に、500万の囲碁ファンの
トップ1000(通称、県代表クラス)、腕に覚えのある人に、
ぜひ参加して頂きたい。(参加希望は下記連絡先まで)
それが、ランキング大会に参加する人の裾野を広げ、
ランキングシステムの質を向上させ、
囲碁が社会で、テニスに負けない注目を集める存在になる。
そう信じているメンバーが中心となって、
第二回統一ランキング大会が7月12日、開幕する。
企画委員 根本 明
大会参加連絡先 03-3369-6785 根本まで
nemoto@ishioto.com