小・中学校囲碁団体戦
昨日、小・中学校囲碁団体戦小学生の部東京大会が行われました。囲碁を打つ生徒が同じ学校で3人揃えば出場できるこの大会。選抜クラス20チーム、A~Dの次世代クラス50チーム以上が集まり、会場は生徒と応援の方々で溢れんばかりの活気がありました。と、ここまでは新聞記事の延長みたいなものですが、私自身の感じ方は全く違います。東京には1,300校以上の小学校があり、わずか3人の団体戦、しかも同じ学校から複数の参加ができるこの大会でこの数は少な過ぎないかと。
地方はもっと深刻。
「私の県では、学校単位で3人揃えるのは大変なんだよね。県単位で3人ならいいんだけど。」
友人からそういう話を聞くと、小学校の1クラスに囲碁を知っている生徒が何人いるのだろうと考えざるを得ません。囲碁好きの私としては、現状に危機感を覚えるのと同時に、ゲームとか競うことが大好きな小学生が囲碁を知らないのはもったいないことだと常日頃から思っています。
署名活動の報告。先日広島の「囲碁サロン手談」の向山さんから333名の署名を送っていただきました。こんなにたくさん、どうもありがとうございました。1名1名の思いが文字の1字1字にこめられており、ひとこと欄には「賛同します」「がんばれ」「よろしくネ」「良いことです」「早期の実現を」「応援しています」など熱いメッセージがありました。みなさんもこの署名活動にご協力お願いいたします。 (こども分科会代表 新城衛)