広報よりNO14 ペア碁大会余聞 川村 麻紗子
4月29日、いずみ囲碁ジャパンで「2015ペア碁大会」が開催された。
昭和の日の恒例イベントとして始めて、今年11年目、過去最高の80ペア160名が参加した。
ペア碁は、下手には上達の早道であり、上手にとっては下手の手を如何に救うか技量が問われる。
「僕は級位者としか出ない。」と言うアマ強豪のKさんもいる。
また高段の父と初心の娘、高段の祖父と初心の孫の常連ペアは年々着実に実力を上げている。
参加者の半分が女性なので、会場は華やかで、個人戦にはない悲喜交々な面白さが特徴だ。
シャイな日本人は、自分でペアを組むのが苦手で、初めの頃はその仲介に苦労をした。
お互いに気心が分かり、慣れてくればしめたもの、勝てば楽しさ倍に、負けても悔しさ半減となる。
今回の盛会は、日頃一緒に研鑽しているグループの幹事さんの力が大きく、感謝です。
若手グループ「ダイナスト」の幹事・Iさん、KDDI石友会の幹事・Iさん、郵便碁会のKさん、Yさん、
ヨーロッパ碁コングレスの勉強会グループのリーダーМさん等5~6ペアの参加協力がありました。
また女性有段者の会・紅友会からも20名が参加してくださり感謝します。
8月開催予定の「トリプル碁」は、三人になるので、面白さは三倍に、責任感は三分の一に分散し
更に楽しいものになること間違いなしです。乞う・ご期待ください!!
会場では、たくさんの方々に署名運動にご協力頂きましたこと感謝申し上げます。