トリプル碁の特徴
前回、トリプル碁のルールについて説明しました。今回はトリプル碁の特徴(特長)について述べたいと思います。
○ トリプル碁の歴史
トリプル碁の歴史、始まりですが、東京駅八重洲のいずみ囲碁ジャパンで毎年1回12月にトリプル碁大会が開催されています。昨年の12月で第12回目を迎えたことから、今から12年くらい前に始まったと考えられます。
その様子を見て受けた印象は、誰に責任を押しつけるわけでもなく、和気あいあいとした大会になると思われます。
○ 普及という意味
トリプル碁には必ず一人真ん中に級位者を入れなければいけないというルールがあります。囲碁普及にとって、女性や子供、級位者を取り入れることは必要なことですし、トリプル碁はそういった意味で普及の意味が十分にあり、良いきっかけとなると思われます。
○ 国際性という意味
また、日本では趣味娯楽は個人で楽しむ風習が強いのですが、海外では家族で楽しむ風習があります。トリプル碁の3人は家族でも良いですし、3世代のチームでも良いですので、日本ではまだ薄い風習を取り入れて世界各国との交流もはかれます。
○ 碁会所の集客という意味
トリプル碁はぜひ各碁会所で練習して欲しいと思います。練習しないと間違えやすいということもありますが、練習するには最低でも6人必要で、碁会所の集客にもつながります。
大会実行委員会