署名運動の先にあるもの
10万名の署名を達成し文部科学省に請願しようというのが第一次的目的であり、現時点での遂行率は6割程度。さらなる努力が要請される状況の中でその先をいうのは、時期尚早かも。でもその「次なるもの」は署名運動の延長線上にあるものだから、それを論ずることは、現在の署名運動の促進剤にもなると思うので一言。
署名簿の端に「一言」欄がありますよね。他の一般の署名運動の用紙にはそんなのありません。
なぜそんな欄を設けたのか。
「囲碁への思い」を書いてほしいと思ったからです。勿論小さな欄で多くは書けない。白紙もあるが、書いてあるのは「賛成」とか「がんばれ」「ぜひぜひ」とか。中には請願の難しさを心配してか「大願成就を」「悲願達成せよ」。難しい漢詩に託してその思いをという方も。
こういう囲碁への潜在的な「熱い思い」。これをどう顕在化して国民的な力にしていくかというのが我々の使命ではないかと思う。
その先にあるのは「囲碁普及」です。
なーんだ。皆言ってるることではないかと。
ただこの言葉が人の心を打たないのは極めて抽象的だからでしょう。そこに具体的魂といえば大げさかもしれないが、数値。期限、定義等を盛り込んだ「本当にやる気のあるもの」にする必要があるのです。
一言が長くなってはいけません。次にしましょう。
ただくどいようですが、今の署名が今後の展開の序曲なのです。ぜひご協力を。(内久根)