全碁協統一ランク東京大会 2019-02-11 No.3

総括と反省

本大会の実施に当たり、全碁協は東京２３区全区長に本大会の意義と協力依頼の手紙を出状しました。何かをしてくれというのではなく、囲碁が子供の情操教育或は高齢者の「健康寿命」等への好影響等。これは区のポテンシャルに大きく貢献するものだという認識を持っていただきたいというものでした。そのトレースをしてみたら、各区の囲碁取り組みの全貌が理解出来ました.反応は濃淡更にゼロまでいろいろ。我々の努力不足を知らされました。今後の指針が明確になったと思います。一例だけ。中央区は担当の「文化生涯学習課」は現場の状況を知悉し緊密な提携がなされていました。
今般の大会に、中央区長から祝電を頂いたこと前号で報告しましたが、大事なのはその中身です。３００字に及ぶ長文。自己紹介、祝意等はカット（ご本人の承諾を得て）
「中央区ではＨ２４，４月から区立小学校に於いて、集中力や思考力、判断力を養う効果がある囲碁を正課授業に採り入れております。こどもから御高齢の方まで、誰もが親しむことが出来る囲碁の普及・啓発はもとより……全碁協へ敬意……」。中央区長。矢田美英。
追。かって全碁協が「囲碁を小・中学校の正課に」の署名運動を展開した時諸官庁に協力要請をしたことがあった。「民間の活動に役所が加わるのは」とみな遅疑逡巡のなかで、一人敢然と応じてくれたのが中央区でした。（内久根）