広報よりNO9 小さな街の囲碁普及大使
今日は全碁協会員の麻生昭子さんをご紹介しましょう。
麻生さんは、女性7~8人と男女混成7~8人の碁会を月に二回自宅で開いている。
人を家に迎えるには、エネルギーを必要とするが、彼女は無理なく自然体で愉しんでいる様子だ。
麻生昭子さん(2015.3.7撮影)
電話を入れると、明るく柔らかな何とも感じのいゝ声が返って来る。
きっと職場でも、人に好かれ大切にされた逸材であった事が窺える応対である。
その職場では痲雀に明け暮れていたという麻生さん、リタイアして「さあ!何を始めようか。」と試行錯誤したという。
色々試みてみたが、残ったのが囲碁だったとか。
同じ頃、漆喰壁と檜と障子が好きと言う彼女らしい和風の家を新築し、今流行の和のおもてなしの場になっている。
碁会を開くようになったのは、3・11の年の10月からで四年目になるそうだ。
何事にも熱心な麻生さんは、今までに色々な教室に足を運んでいる。
ご本人は謙遜されるが、筋がよく、誰にでも好かれる明るい気風だ。
「囲碁の一番の魅力は?」と伺うと「色々あるけど、やっぱり人との出逢いかしら。」と嬉しい言葉である。
思えば私との出逢いも、主宰している若葉会を久しく休んでいた会員が彼女を連れて来てくれたのが碁縁であった。
この様に素晴らしい囲碁普及大使に出逢えた人は幸せです。
日本中には、この様な隠れた素晴らしい囲碁普及大使がいる事でしょう。
これからもご紹介していきたいと思っております。 広報・川村 麻紗子