広報よりNO8 トリプル碁のお奨め
昨日3月8日NHK・Eテレ「囲碁フォーカス」で、全碁協発足記念大会の模様が放映されました。
全国の囲碁サロン碁会所、囲碁教室の主催者を中心に、囲碁界を盛り上げ、アマチュアの交流の場を提供
して行こうという全碁協の趣旨もしっかり伝えられていました。
二人の参加者へインタビューもあり、「東京へ出て来て他の方と打てるのが楽しい。」
「色々な人と知り合えて、打てること、色々いゝ事があると思う。」との感想が捉えられていた。
菊池康郎理事長へのインタビューでは、「囲碁は4000年も歴史があるのに、いまだに飽きられない、
その魅力を掘り起こして一般の人に知ってもらって囲碁人口を増やしていきましょう。」
と明るく軽やかに語っていた。
全碁協では今後、トリプル碁などを取り入れて行くようだ等のコメントがあった。
もう少し時間が欲しいところですが、大会の雰囲気は充分に伝わっていたと思います。
見逃した方は、今週の金曜日、同じくEテレのPM15:00からの再放送を是非ご覧ください。
さて、そのトリプル碁は、2003年12月23日に私が本邦初の試みとして始めたものです。
私は、毎年訪れていたヨーロッパGOコングレスの人気プログラムの一つ「RENGO」に注目しました。
日本に取り入れるに際し、囲碁普及の願いを込め、三人の真ん中に必ず級位者を入れる事を条件にしました。
三人の棋力を合計し三で割ったものがチームの棋力となり、雪・月・花・星・宙の五組に分け対戦します。
チームにユニークなネーミングを付けて貰い、ネーミング賞も設けました。
過去の受賞作には、「トリオ・ロス・ポカ」「理由なき半コウ」「IGO細胞はあります」等々傑作がイッパイです。
2005年2月19日の朝日新聞全国版の「世界の鼓動」頁に「三人対局の碁日本に逆輸入」と紹介されました。
級プレーヤーにとっては限りなく勉強になり、上手にとっても中々面白いと好評を頂き、昨年12年12回を迎えました。
全碁協の人気プログラムになれば嬉しいです!!
十周年には、記念の仮装スペシャル大会を開催しました。その時の模様をご紹介しましょう。
様々な世代に楽しいトリプル碁
めいっぱいのお洒落で、いざ!!勝負!!
月組優勝と仮装大賞を受賞した最高齢チームのなんじゃもんじゃ
10年連続参加賞と仮装大賞受賞の高尾の天狗連チーム
沖縄から参加の沖縄シーサーズの一家
如何でしょうか。楽しい雰囲気が伝わりましたでしょうか。広報・川村 麻紗子