ランキング日記(2)
長崎から名簿の送付があった日、これは偶然だが山形県から来客があった。石山義信氏。山形囲碁界の若きリーダーだ。長崎の例を引きながら、全国統一ランキングの必要性を説く。「山形県の10傑」を送ってくれと。「分かった」若いと言うのは本当に羨ましい。即理解。即決。翌日にはFAXで。山形県大会の歴史を全部。それを最新分から優勝者を順次遡って10名を拾っていけばよいわけだ。古い分では亡くなっている方もいるだろう。それを確認しないと.「今井登貴三郎」と言う名前がある。氏はもうなくなっている。私事になって恐縮だが、氏は極め付きの碁キチだった。大の親友だったが、早世が悔やまれた。残念ながら外さざるを得ない。自著「超痛快囲碁人生」で彼に関する記事が半分くらい占めている。かれ存命ならば山形はおろか東北全域に大きな影響を与え続けたろうに。
本筋から外れてしまったが、トップは大田尚吾さん。続いて斉藤欣也、山田道隆さん。石山さん有難う。(内久根)