音楽とのコラボ
かねてより碁界にも歌が欲しいと思っていた。「王将」みたいなやつ。だが無類の音痴の私ではどうにもならない。かって高梨さんに話したことがある。「僕が作りますよ」と。本当に作りCDを売り出した。私は発売初日棋院に息せき切ってかけつけ「高梨さんのCDをくれ」。売店の女性。「?」。これでは駄目ですよね。棋院一体となって売る(別に儲けの話ではない。売る=囲碁の普及)という熱、姿勢がないのだ。結果として高梨さん他の努力は徒労に帰した。
話は変わるが、我が会員。詩人でもある矢島さん。「ごばん動物園」という詩を送って来てくれた。本欄に紹介したのでご記憶の方もいるでしょう。幼児には言葉だけでは物足りない。面白い画を付けたい。漫画家は即見つかった。かって署名運動で会津中央病院にお土産として持参した「漫画囲碁療法」を描いてくれた荘田さんという女性。そうなると欲がさらに。
そうだ。曲を付けたいな。
本欄に「アマ作曲家を求む」と広告を。なぜアマか。察しの良い方なら。
それを見たこれも会員の清家さん(この方アマピアニスト。かって私が主催した「囲碁と音楽のコラボ感謝大会」に飛び込みでその情熱的な演奏で200名の聴衆を感動の渦に巻き込んだ方だ)から「この方なら」と推薦があった。昨夜関係者が全員集まりすり合わせ結果は上々。(内久根)
追。所で関西に園児全員(300名を超える)が碁をやる「からたち幼稚園」というのがある。歌が出来たらここで実験的発表をしてみたい。既に理事長には申し込み応諾いただいている。これを碁では手順前後というのかな。(続)