広報よりNO12 那須塩原の囲碁普及大使 川村 麻紗子
今回は、正会員の斉藤収二さんをご紹介しましょう。
斉藤さんは、平成11年に東京都職員(社会教育関係)を退職。
現職時代は、テニス合宿や交流戦などのオーガナイザーとして国内外で幅広く活躍されていた。
退職を機に都会生活から、緑に囲まれた田園生活を求めて、那須塩原市にご自宅を新築する。
そのご自宅の一部に、地域の人々との交流の場として、囲碁と語らいの「大石庵」を開設したのだ。
二年前にお邪魔をしたが、広々としたお住まいで、快適な囲碁室だった。
「大石庵」は、ご自身の健康と愉しみと生甲斐にもなっているご様子だった。
初心者には、教室や道場とは違う、続けていくうちに強くなれば良いと卓越したお考えである。
12年の4月に開設以来、週4日、午後から3~5人が来場し、この4月で15周年になる。
総回数3.055回、訪れた延べ人数は12.655人になるという。
活動家の斉藤さんは、「大石通信」を発行し、「ふるさとの歴史を訪ねる」シリーズや
「上杉家と丸田氏一族の関連を訪ねる」などを執筆されている。
この様な貴重な人物が日本各地に存在し、普及し、日本囲碁界を支えている事実は何と素晴らしい!!
自宅「大石庵」の前で斉藤収二さん