広報よりNO30 全碁協(エブレーコ)に嬉しい前進 !!
全碁協(エブレーコ)に嬉しい前進 !! 川村 麻紗子
昨日、6月7日「囲碁文化振興議員連盟」の総会が日本棋院で開催された。
その席に同会世話人(事務局長代理)後藤田正純議員から、文部科学省と全碁協が招集されたのだ。
全碁協からは、菊池康郎理事長、内久根孝一、桑原靑人両専務理事と広報の私が出席した。
総会は、小川勝也事務局長の明快な司会でテンポよく進行した。
囲碁文化振興議員連盟・柳本卓治会長の囲碁への熱い思いが込められた挨拶で始まり、
日本棋院・團 宏明理事長の挨拶に続いて、全碁協の菊池康郎理事長が挨拶をした。
挨拶する菊池康郎理事長
菊池理事長には体調不良の体躯をおして出席され、囲碁への深く熱い思いを切々と話された。
各議員からは、囲碁への関わりなど、笑いが飛び交う和気藹々の自己紹介があった。
この日入会した3名を加え、17名が参加。
現在連盟には46名が在籍しているとの事だ。
文科省からは、初等中等教育局の小野賢志氏と山下紗江氏、文化庁の山田徹也氏の三名が参加した。
この日の為に作成した10頁に及ぶ資料「幼稚園教育要領、小・中学校学習指導要領等の改訂のポイント」
をもとに、小野氏から約10分間の説明があった。
この日の為に作成した資料を説明する文科省の小野賢志氏
その中の【次期学習指導要領における「伝統文化」の具体的な取り組み】に囲碁がしっかり採り入れられている。
そしてこの日一番嬉しかった事は、小野氏から文科省と全碁協との意見交換の連絡会議を約束して頂いた事だ。
「囲碁を小・中学校の正課に」の悲願に、昨年12月の松野文科大臣陳情に次ぐ、明るい第二歩の前進でした。
総会の後は、皆様其々に指導碁を受けて楽しまれていた。
勿論、文科省の小野氏も初めての囲碁(9路盤)に挑戦されていました。
日本棋院の指導棋士は、山城 宏副理事長・大淵盛人・円田秀樹・平野則一・原 幸子各常務理事
三村芳織三段・長島梢恵二段の各氏だった。
詳細は、次号の「日本の碁」に掲載の予定です。