健朗二段健闘
10月11、12日、創立60周年を祝う中部総本部の「囲碁フェスタ2015」に行ってきました。お目当ては大沢健朗二段の「24時間耐久・9路盤で1000局」への参加でした。大沢さんは「名古屋アミーゴ」を主宰するなど若者への囲碁普及や各種イベントでのアイデアマンで、この挑戦は大沢さんならではの奇抜な企画でした。
11日、全碁協の統一ランキング戦を終え、夕刻、総本部着。1階の囲碁喫茶で9路盤の10面打ちが熱気を帯びていました。驚いたことに時折、羽根泰正、山城宏九段はじめプロ棋士もファンに混じって10面打ちに参加し、盛り上げていました。総本部ならではのアットホームな光景です。私も3局挑戦し、日付が変わる頃にホテルに戻りましたが、夜通し人が途絶えることはなかったそうです。
翌朝は8階ホールにて20面打ち。子供連れの親子や、お年寄りの姿も多く見られ、前夜とは異なる光景でした。順番待ちの行列が出来る盛況の中、2局挑戦し千分の5の貢献をして、総本部を後にしました。
11日11時に開始し、12日の16時頃、29時間かけて千局を達成したそうです。大沢二段、協力した若手棋士、ボランティアの若いスタッフの皆さん、お疲れさまでした。
酒巻忠雄(本因坊秀芳囲碁さろん)
27年11月5日