子どもの入会
①木下智陽(ともあき)君。大田区池雪小学校3年生。大会がきっかけで入会さ
れた。おじいちゃんに手ほどきされ、即おじいちゃんを抜いた。(もっ とも、
これは私の推定)仮に間違っても、怒るというよりうれしいのではないかと。
だって、既に「囲碁への想い」に「初段を目指す」と書いている。
一寸この学校の教室紹介。少し上級の「GOGOくらぶ」と初心者向けの「放課
後囲碁くらぶ」が平行して走っている。主宰は綱島君。几帳面に良く報 告して
くれる。なんでも「いきいき応援隊」という熱心なお母さん達のボランテアグ
ループに助けられていると。有難い存在だ。
②田村龍一君(中野区放課後子ども教室5年生。)この子も「沢山の方と対局し
たい」と入会即大会に参加表明。お母さんも熱心ときいたので、メール で一寸
インタビュー。
「お子さん碁をやるようになって変わったことありますか」急に変わるなんてこ
とはないでしょうが、何かその兆しくらいはあるかもと。
「対局で自分の知らない手を打たれたりしたら、帰ってきて、棋譜を並べて
る」。「記憶力が増進したかしら」と、細かい観察。
「得意な学科は❓」「いろいろあるがまず図工」と。思うに「図」とは構想。構
図でしょう。これは布石に通じる。かねて私は「碁は幾何学」と考えて います
が、龍一君。高校へ行くようになったら幾何はトップになるかもね。「お母さん
頑張れ」間違えた。「龍一君共々頑張って」
③おとうさんだって頑張ってる。インドネシアの方。お子さんはラフィフシドキ
君。「子供を大会に出そうと入会したのに、大会に出られないのか」 と、私に
メール。困った。もう既に満杯で余裕がない。「キャンセル待ちでお願い」。一
方担当者と相談。皆何としても出してやりたいと。
実はこの子。学校で行われた「日本語コンテスト」で優勝したのだ。タイトルは
なんと「囲碁で我が校をいちばん有名にしたい」と。涙が出るような嬉 しいタ
イトルではないか。私が審査員ならそれだけで200点くらいつけるだろう。
④外国が出たついで。JuriMakoviky君(オーストリア在住)。賛同会員100
番。子供と言うより既に学生だが。全碁協ももう少し拡大 して来たら、必ず
「海外部」的な組織が出来るだろう。その時の日墺間の「交流対局」の懸け橋に
なってくれるだろう。